【なぜなぜ分析ガイド】やり方から例題まで活用事例で全部解説
Lucid Content
読み取り時間 : 約7分
トピック :
私たちが暮らす現代は、刺激的な時代です。おそらくどんな質問にも答えを見つけられることができ、手のひらのデバイスから数秒で関連する情報すべてにアクセスすることができます。
無限のリソースがある現代でさえ、最高の計画があってもうまくいかず、最強のチームすらも困惑するような問題が依然として存在します。予期しない問題が発生した場合、その問題の原因を特定することは困難です。
幸いなことに、どんな問題の原因特定にも役立つ確かな手法、「なぜなぜ分析」があります。なぜなぜ分析は、世界最大級の企業で使用されている実証済みの手法であり、必要なツールは少し立ち止まって考えるための時間とメンバーだけです (Lucidchart のテンプレートもお役に立ちます)。
なぜなぜ分析とは?
すべてのジャーニーはステップで構成されています。なぜなぜ分析の場合には、「なぜ?」を5回繰り返す5つのステップで構成されています (ただし、次のセクションで説明する2つのステップを追加することをおすすめします)。このプロセスにより、問題の根本的な原因を発見することができます。
Lucidchart を使えばなぜなぜ分析を視覚化し、調査プロセス全体を通して根本原因を追跡できます。Lucid のなぜなぜ分析図は、直面する可能性のある小規模から中規模の問題を解決するために何度でも使用できます。
なぜなぜ分析のやり方
なぜなぜ分析は基本的に質問を5回繰り返すだけのプロセスですが、チームメンバーの能力を結集し、見つけた根本原因 に対処するために手順を追加することをおすすめします。Lucid では、以下のようななぜなぜ分析アプローチを推奨しています。
1. チームメンバーを集める
なぜなぜ分析は日常生活の課題にも使えますが、使用するのはビジネスの場が多いため、対象の課題に直接的な影響を受ける人全員を集めます。全社会議は必要ありません。解決策への関心が最も高く、ブレインストーミングに参加してくれるメンバーを集めましょう。
2. 問題を定義する
簡単そうに見えて意外に難しいステップで、主となる問題を正確に絞り込むのが難しい場合もあります。問題を特定できたら、チーム全員が同意できる文章1文にまとめて書き留めます。この文章はテンプレートの上部の白いバブルの中に入れます。
3. 「なぜ?」と尋ねる
プロセスの中でも難しい箇所です。チームメンバーの助けを借りて、主な問題の原因を尋ねていきます。問いかけでは、理論だけでなく、具体的な問題に対処していきます。Lucidchart テンプレートを使用する場合は、この最初の質問を一番左の青い円に記入します。
4. さらに4回「なぜ?」を繰り返す
上記のテンプレートの左側の単一レーンに従い、回答の一つ一つについて「なぜ」を問いかけます。具体的には以下のようになります。
問題 : ウェブサイトを期限通りに立ち上げられなかった。
その理由は?
開発者に必要なコンテンツがなかった。
その理由は?
コピーライターがコンテンツを提供しなかった。
その理由は?